詩篇 132 JLB

1  神様。 あなたは、私の心が騒ぎ立っていた頃のことをご存じですか。 

2-5 契約の箱を納める、イスラエルの全能の神様の神殿をどう建てたらいいかと思いめぐらし、休むことも、眠ることもできない状態でした。 あのとき私は、どんなことがあっても神の宮を建てようと誓ったのです。

6  契約の箱は、最初エフラテにあり、次に遠く離れたヤアルの田舎に移されました。 

7 しかし今こそ、神様の地上のお住まい、神殿にお迎えいたします。 私どもはそこで、神様を拝むのです。 

8 ああ神様、どうぞ立ち上がって、お力の象徴である箱とともに、神殿にお入りください。

9  祭司には、純潔のしるしの白い服をまとわせます。 わが国の人々を、歓声でわき立たせてください。

10  あなたの国民の王として選ばれた、しもべダビデを退けないでください。 

11 私の息子が後継者となって王座につく、とお約束くださったではありませんか。 神様が約束を破られるはずはありません。

12 神様はまた、もし子孫が、神様と私との契約を守るなら、ダビデ王朝はいつまでも安泰だ、と約束してくださいました。

13  ああ神様。 あなたはエルサレムを住まいとしてお選びになり、

14 こう言われました。 「こここそわたしの永遠の住まい。 わたしの望みの地。 

15 わたしはこの都を繁栄させ、貧しい住民を満腹にしてやる。 

16 祭司には救いの服を着せる。 わたしを信じる都の住民は、喜びの声を張り上げるだろう。 

17 わたしはダビデの子孫を全世界の王とし、その権力をますます増大させよう。 

18 敵対する者には恥をかかせ、ダビデ王家は栄光に輝かせよう。」