1-2 主よ、私をあわれんでください。 敵の軍勢が、夜も昼も押し寄せて来ます。 居丈高に襲いかかって、私を血祭りにあげようとする連中がひしめいているのです。
3-4 おじ気づいた心の頼みの綱は、神様だけです。 神様の約束だけが頼りなのです。 神様に信頼している私に、ただの人間が手出しなどできるわけがありません。
5 彼らはいつでも私のことばをねじ曲げ、どうしたら私を傷つけることができるかと考えています。
6 彼らは計画を練り上げるために集まり、道ばたに潜んでは、私をねらって待ち伏せています。
7 主よ。 彼らは首尾よく事を運べるつもりでいるのでしょうか。 そんな思いのままにはさせないでください。 どうか、怒りを燃やし、やつらを地面にたたきつけてください。
8 神様は、私が夜通し寝返りを打っているのをご存じです。 神様は、私の涙を一滴残さず、びんにすくい集めてくださいました。 その一滴一滴は、余すところなく、神様の文書に記録されています。
9 私が助けを呼び求めると、その日のうちに戦いの流れは変わり、敵は逃げ惑います。 私にわかっているのは、ただこの一事、神様が味方だということです。
10-11 私は神様への信頼を失いません。 ああ、神様のすばらしいお約束! 人間ごときが何をしかけて来ようと、私は恐れません。 そうです、神様は約束を守ってくださるのです。
12 主よ。 あなたへの約束は、きっと果たします。 お助けいただいたことを心から感謝しています。
13 なぜなら、あなたは、私が地上で御前を歩めるように、死から救い出し、転ばないようにと支えてくださったからです。