1 身のほど知らずめ! なぜ、国々は主に向かって怒り狂うのか!人が神様を出し抜こうなんて、そんなばかな!
2 地上の王たちは一つとなり、神様と、王なるキリストに反逆する陰謀を練りました。
3 彼らはうそぶきます。 「さあ、神の鎖を断ち切ろう。 もう神の奴隷なんかじゃないぞ。」
4 しかし、天におられる神様は一笑にふすだけです! 取るに足りない計画を聞いて、吹き出すだけです。
5 それから、激しい怒りを燃やしてしかりつけ、彼らを恐れおののかせます。
6 主は断言なさいます。 「これがわたしの選んだ王だ。 わたしは彼をわたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」
7 選ばれたお方がお答えになります。 「神の永遠の目的を明らかにするのは、このわたしです。 主が、『わが子よ、きょうはおまえの戴冠式だ。 今、子にふさわしい栄誉を与える』と告げてくださいました。」
8 「わたしに願い出よ。 そうすれば、世界中の国々を授けよう。
9 それらを鉄の杖で治め、粘土細工のつぼのように砕くがよい。」
10 ああ、この世の王、支配者たちよ、手遅れにならないうちに聞きなさい。
11 敬虔な恐れをいだいて主に仕え、おののきをもって喜びなさい。
12 神のひとり子の前にひれ伏し、その足に口づけするように。 神様の怒りにふれて、滅ぼされたりしないうちに。 その怒りがまもなく燃え上がることを、警告しておきます。 しかし、主に信頼する人は、なんと幸いでしょう。ダビデが王子アブシャロムに追われて逃げた時の賛歌。