1 私は自分に言い聞かせました。「不平を鳴らすのはやめよう。特に、神様を信じない連中に取り巻かれている間は。」
2-3 ところが、おし黙っている私の心の中では、すさまじい暴風が吹き荒れているのです。 思いにふければふけるほど、体の中で火が燃え上がります。私はたまりかねて口を開き、神様にとりすがりました。
4 主よ、地上で生きる期間などあっという間だ、とわからせてください。 ここにいるのもあとほんの少しだ、と思い知らせてください。
5-6 残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神様から見ればただの一瞬にすぎません。 人はなんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、何一つ残せるわけではありません。 他人にくれてやるために、富を築くようなものです。
7 ですから、神様。 私は神様にだけ望みをかけているのです。
8 私が罪に負けたりしないように、神様、助けてください。 そうでないと、間の抜けた連中までが、私をばか呼ばわりしますから。