1 「神などいない」と言うのは愚か者だけです。 心がひねくれていて、うしろ暗い生活を送っている証拠です。 その人のいのちは罪にむしばまれています。
2 神様は天から全人類を見下ろして、だれか一人でも、正しいことを行ない、心から神様を求める者がいないかと、ひとみをこらしておられます。
3 しかし、神様に背いていない人間なんていないのです。 人々は罪にまみれ、芯まで腐りきっています。 正しい者は一人もいません。
4 どうしてこんなことになったのでしょうか。 彼らには何一つわかっていないのでしょうか。 彼らはパンのように、わたしの国民を食いちぎり、神様に立ち返ろうとしないからです。
5 しかし、そのうち、かつてないほどの恐怖に取りつかれます。 神様は、こういう敵どもを見捨て、その骨をばらまかれます。
6 ああ、今、神様がシオン(エルサレム)からおいでになって、イスラエルを救ってくださったなら、と思います。 神様の手で元どおりにしていただいてはじめて、人々はしあわせになれるのです。ジフの人々によって、あわやサウル王に売り渡されそうになった時のダビデの詩。