1-2 ああ神様、お救いください。 洪水で水がはんらんし、私はどろの中にじわじわと沈み込んでいきます。
3 泣き疲れて、のどは干からび、声はかれ果てました。 神様の助けを待ちわびて、目も充血してはれ上がりました。
4 理由もないのに私を憎む者はあとを絶ちません。 何も悪いことをしていない私を殺そうと謀る連中はみな、有力者ばかりです。 私は身に覚えがないのに、彼らは報復しようといきり立っています。
5 ああ神様。 あなたは、私の愚かさかげんをよくご存じです。 私の罪も一つ残らず覚えておられます。
6 ああ神様。 この私の存在が、あなたを信頼しようとする人々にとって、つまずきとなったりしませんように。 また、混乱を引き起こす原因にもなりませんように。