1 揺るぎない岩、神様をほめたたえましょう。 戦いが起こると、神様は、弓をひく私の腕を強めてくださいます。
2 いつも恵み深く、愛を注いでくださる神様は、私の要塞であり、びくともしないやぐらです。 私を救ってくださる神様は、盾となって立ちはだかってくださいます。 こうして、神様は国民を私に服従させてくださるのです。
3 主よ。 いったい人間のどこが、お目をひくのですか。 どうして、こんな人間を相手になさるのですか。
4 人の一生は、ただのひと呼吸のよう、また影のようで、あっけなく消えるではありませんか。
5 主よ、どうか、天を裂いて降りて来てください。 あなたの手が山に触れると、煙が吹き出します。
6 主よ、いなずまの矢を敵に放ち、くもの子を散らすように蹴散らしてください。
7 天から御手を差し伸べ、私を引き上げてください。 深い水の中から、強い敵の腕から、助け出してください。