1 ああ神様、私の神様。 どうして、私をお見捨てになったのですか。 どうして、助けるどころか、うめきさえ聞いてくださらないのですか。
2 昼となく夜となく泣いては、助けを叫び求めていますのに、答えてくださいません。
3-4 しかし、主はきよいお方です。先祖の賛美の声は、御座を取り囲んでいました。 主に信頼していた彼らを、主は助け出してくださいました。
5 彼らの叫びを聞いて、救い出してくださいました。 助けを求める人々を、ただの一度も失望に終わらせたりなさらなかったのです。
6 しかし、この私は虫けら同然で人間ではありません。 同国人ばかりか、全人類からもさげすまれています。
7 私を見るなり、だれもがあざけり、冷笑し、肩をすくめます。
8 私はお笑い草となるのです。 「これが、主に重荷を肩代わりしてもらったという男かい。 主のお気に入りだとうぬぼれていたやつか。 神様に助け出されるところを見せてもらおうじゃないか。 そうしたら信じてもいいぜ。」