1-2 神様、この訴えに耳を傾け、残忍な悪党どものたくらみから、守ってください。
3 やつらの舌ときたら、剣のようにとぎすまされていて、私を傷つけるのです。 情け容赦ないことばを矢のように、この胸に射かけてくるのです。
4 彼らは待ち伏せては、罪もない者を不意打ちにしますが、何食わぬ顔をしています。
5 彼らは肩をたたき合って、悪事に励むのです。 ひそかに談合しては、罠をしかけ、「よもや、気づくまい」とほくそ笑みます。
6 とにかく、うの目たかの目で、悪事を重ねる機会をねらっているのです。 たっぷり時間をかけて、際限のない悪知恵を働かせ、策略を巡らします。