4 大昔からそびえ立つ山々も、栄光をまとわれた神様の足もとには及びません。
5 最強の敵でさえ征服されて死体を横たえ、一人として手向かって来る者はありません。
6 神様のご叱責のひと声で、敵の軍馬は騎手もろとも倒れました。
7 当然、人々は神様を非常に恐れ、だれ一人お怒りに耐えることはできません。
8 神様が天から宣告を下されると、地はおののき、口をつぐみます。
9 神様は立ち上がって、悪事を働く者を罰し、謙そんな人を弁護なさいます。
10 人間の無益な憤りは、神様の飾りとなるだけで、かえってご栄光を輝かせるのです。